私たちの使命
富士エコティックは、クライアントの課題に真摯に向き合い、独自の技術とアイデアで最適な解決策を提供します。
当社の前身は1962年(昭和37年)亡父がリヤカーを引いて一斗缶の商いをした今から60年以上前になります。
時代は東京オリンピックを控え、日本が高度経済成長期へと突入した頃。
亡父は、小さな借家で食堂を営む亡母と二人三脚で生活を支えていました。
昼間は一斗缶を運び、夜や休日には母の食堂を手伝い、子どもの世話にも積極的に関わる――。
家事・育児・仕事を分け隔てなく担い、朝から晩まで働き続ける姿は、当時としては珍しく、男女平等や男性の育児参加を体現する存在でもありました。
その努力の積み重ねが実を結び、数年後、扱う商品も一斗缶からドラム缶へと広がり、借家ながら小さな町工場を構えるまでに至りました。 一方、母もまた、文字通り寝る間も惜しんで働き続け、やがて自らの食堂を持つまでになりました。
私は当時14歳。
両親が男女の別なく互いを敬い、助け合いながら働く姿を、子ども心に強く感じていました。
学校から帰ると、休日も含めて朝から夜まで食堂の仕事を手伝い、亡き両親と共に働く日々。
その経験を通して、働くことの尊さや、努力すれば夢は叶うということを身をもって学びました。
その後、飲食業の道へ進み、時代の流れの中、約20年前にこの事業を継承することとなります。
ドラム缶業界はまったくの未知の世界でしたが、中古トラック一台で飛び込み油まみれ、汗まみれになりながら自ら一本一本買い取りを続け、次第に信頼を得ていき、念願であった自社工場を取得してから10年が経過します。おかげさまで当社の売上は年々増加を続けており、当初3名で始まった従業員数も、現在では20名へと成長しています。
かつては各自が目の前の業務に追われ、周囲を見渡す余裕のない就業体制でしたが、現在では新たな設備や機械の導入により生産性の向上を図り、週休3日体制が可能となる場面も増えてきました。
また、従業員一人ひとりが安心して働き、成長し続けられる環境づくりを大切にし、学びやスキル向上の機会を積極的に設けるとともに、心身の健康にも配慮した体制を整えるだけでなく、仕事の中にデジタルツールを積極的に導入し、業務の効率化や情報共有のしやすさを高めることで、部門を越えた連携が自然に生まれる仕組みづくりにもできました。
また外部の専門家を招き、授業員の将来設計に役立つように金融リテラシーを学ぶ機会を設けるなど、仕事だけでなく暮らし全体を支える取り組みも行っています。
こうした取り組みを通じて、働きやすさの向上にとどまらず、生活の質(QOL)の向上につながる職場づくりを進めるなかで近年では、新たな部門を設立し、女性が子育てと自立を両立できる社会の実現に向けた取り組みも開始しました。その一環として、教育・支援プログラムを立ち上げ、家庭や人生の選択に向き合いながら、自分らしく働き、生きる力を育む活動を行っています。
本業で培ってきた「人を大切にする姿勢」を軸に、事業の枠を越えた社会貢献にも挑戦しています。
従業員一人ひとりが、「働くことで生活が向上し、夢を持つ楽しみのある職場である」と実感し、力を合わせることで、さらなる会社の成長につながっていると感じています。
「企業は人」。
先行きが見えにくく、AIをはじめとする技術革新が進む時代だからこそ、
「人」を何よりも大切にしながら、未来を創造していきたいと考えています。
これからも当社を宜しくお願いいたします。
代表取締役社長 古本 ひとみ